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■凶気の桜 / 窪塚洋介
[20060507]
窪塚洋介が主演し、企画にも参加した青春アクション。山口、市川、小菅はナショナリスト結社“ネオ・トージョー”を結成し、半端な不良たちを狩る。しかし、やがて彼らはヤクザの陰謀に巻き込まれ、利用されていくことに。
(DVD NAVIGATORより)
壁唐おすすめ度:★★(2)
僕の周りでは花見の季節は終わったのですが、青森とか北の方ではいい感じになってたみたいですね。関東圏での花見の時期には、テレビではキレイな桜と酔っ払いの喧嘩をニュースとして流してましたね。
火気厳禁の場で思いっきり七輪を使う人々、そしてそれを注意する警備員やカメラマンともみあいになる情景。この状況をタイトルとして表すには「凶気の桜」っていうのが、割とピッタリしてるなぁとか思いました。
肝心の映画「凶気の桜」の方ですが、簡単に言うと、恐い人達が暴れている映画です。そういう人達には全く興味が無いし、そんな人と出会ったら目を合わさないようにして早足で駆け抜ける僕なので、どれだけ実際に近いものを再現しているのか分からないのですが、ヤクザさんの冷酷な怖さが出てました。
窪塚的9.11以前の窪塚さんだったので、かなり色々な言動で物議を醸し出していた頃の若さが出てました。あと、ヒーローズ以前の須藤元気とかも良かったです。
どちらかというと元気のいい若者が暴れていて、それがメインになっているような印象を受ける話ではありましたが、原作がしっかりしているのかどうか、最終的にはそういう若者がバカを見るみたいな、正しい終わり方をしているのが好きでしたね。
2006-05-07(Sun) 22:00
映画
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■NOTHING / ヴィンチェンゾ・ナタリ
[20060503]
『CUBE』『カンパニー・マン』の奇才、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による異色のサスペンスミステリー。次々と襲い掛かる不幸に世の中のすべてが嫌になってしまったふたりの前に想像を絶する世界が現れる。
(DVD NAVIGATORより)
発売日:2006/01/27
壁唐おすすめ度:★★★(3)
他に借りるものが無くて(NOTHINGで)、このNOTHINGのDVDを借りました…
って、こういう感じの恥ずかしい駄ジャレも、DVD特典として堂々と入っていました。
CUBEの(のれん分けみたいなのが沢山あるので、元祖CUBEの)ヴィンチェンゾ・ナタリ監督作品としての微妙な期待と、このゴールデンウィークにレンタルショップで堂々と未レンタル状態で(他のDVDが殆ど借りられているにも関わらず)置かれていることへの不安を持ちながら観てみました。
…なるほど、ですね。大きく、頷けました。
以前から「笑い」と「芸術」と「恐怖」というのは、かなり近いところに位置しているんじゃないかと思っていたのです。それに加えて、「駄作」というのも。
この作品は、かなりその交差点に近い位置にいる作品のような気がしました。で、そこの微妙な交差点で、どちらに転んでいるか?ということなんですが、僕的には今回この作品は、「お笑い」であると判断しましたね。
「TAKESHIS'」もまだ観てはいないのですが、それに近いのかなぁと思います。ブラックなお笑いとシュールな芸術、そしてちょっとだけ考えさせられる感じ。
この「NOTHING」も余りに突飛な展開で、最後どうなるのか?という興味は沸きながら観ることができました。そして、最後は奇妙な…恐怖…
あと、映画の本質とは関係ないですが、この監督の凄いところがもう一つあるんじゃないかと思ってます。CUBEもそうだったけど。
それは、「金が掛かってない!」ですね。
高速道路で車がクラッシュして、宙を飛んだりというようなお金の掛け方は、全くの皆無です。良い言い方でいうと、アイデア勝負。もしくは客が入らないことを想定した上での、興行的な成功。
この映画を観て満足する人は少ないとは思いますが、今までに無い映画だと思いますので、一見の価値はあるかもしれません。
そして、僕は好きです。
2006-05-03(Wed) 22:00
映画
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■ブラザーズグリム / テリー・ギリアム
[20060326]
19世紀のドイツを舞台に、呪われた森の中で起こった事件を解明しようとするグリム兄弟の物語を描いたファンタジー・アドベンチャー作品。マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチほか出演。
(Oriconデータベースより)
発売日:2006/03/17
壁唐おすすめ度:★★★☆(3.5)
面白く無いわけじゃないんですが、なぜグリム兄弟じゃなきゃいけなかったのか?一番の不思議な点はそこでした。多分、あのストーリーでブラザーズマリオでも、ギリギリ大丈夫だったんじゃないでしょうか?
最後の方に出てくる、キレイなモニカベルッチがピーチ姫で…マリオが助けに行ったら、うぎゃ〜みたいな。
どっちにしても、テリーギリアムらしい映画でした。テリーギリアムは、テリーギリアム形式があるわけじゃなくて、ハリウッド以外のものがテリーギリアムなのかもしれないですね。
今回のこの映画も「なんか変な」感じはありました。普通のシーンの中に残虐なものが急に入ってきたり、その残虐な中にギャグ(それも下らないやつ)が入ってきたりです。美しいシーンが、急に怖くなったり、平然としたなかに狂気があったり。
Amazonのレビューでは、面白く無かったみたいなコメントが多かったですが、「こういう流れ」で来たら「こう終わらないと」スッキリしないだろ!っていう人には面白く無いのかもしれないですね。
ただ、凄く面白かったとも言い難い…つまり、面白さの中に急に面白く無さが入ってくるような映画でしたね。よく分からないですが…
2006-03-26(Sun) 22:00
映画
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■バガボンド22巻 / 井上雄彦
[20060319]
斬撃凄まじく、宿敵・吉岡清十郎を倒した武蔵。その報(しらせ)は吉岡一門を大きく揺さぶる。京が俄に、殺気立っていく??。その渦中の武蔵は、不思議な静けさの中にあった。
(出版社/著者からの内容紹介)
発売日:2006/02/23
壁唐おすすめ度:★★★★(4)
とにかく表紙からしてカッコいいです。バガボンドというタイトルのデザインに反して、武蔵がカッコいいです。目の傷に巻いた布、そして無精ヒゲ。カッコよさで言うと、目に布を巻いて無精ヒゲを蓄えた僕よりもカッコいいですね。
相変わらずの進捗の遅さは変わらないですが、一コマ一コマが持つ重みと、無言の威圧感には凄いものがあります。そんなカッコいい絵を書いてたら、いつの間にかコミック一巻分終わってた…みたいな感じじゃないでしょうか。
今回のストーリーは、磨き上げた技・練り上げた気・全てを一つの太刀に込めた吉岡清十郎!を倒した後のそれぞれの人生です。
とにかく出てくる人人…みんなカッコいいんですが、実際にはどうだったのか?というのがとても気になります。バガボンドでは、武蔵が本当にカッコいいけど、本当はどうだったのか?
この当社比200パーセント的な井上雄彦ワールドで、ちょっとチンチクリンに見える吉岡清十郎は、実際どうだったのか?とある説では、武蔵の木刀一撃で気絶し、バガボンドのように死んではいなかったというようなことも云われているらしいです。
とにかく徐々に武蔵・小次郎、二人の距離が短くなってきていますが、実際、どっちが強いのか?
正直、剣豪である僕がどちらと剣を交えたくないかを考えてみたんですが、僕的には「小次郎」ですね。なぜなら、話が全く通じないからですね。
「まあまあ、ちょっと待って…」と言った瞬間に、あぁぁ〜!
そして、薄れ行く意識の中で、笑っている小次郎がスキップをして野原を駆けて行く姿が…
だから、どうってことは無いですけど。
2006-03-19(Sun) 22:00
本
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■クラッシュ / ポール・ハギス
[20060121]
またまたお久しぶりです。
今回の映画の紹介も「まだ観ていない映画」です。でも、今回紹介する映画は、本当にかなり観てみたい!「今回は」とか「本当に」とか言うと、以前に紹介したものがそうじゃないみたいな感じになりますので、「今回も」です。
映画のタイトルは「クラッシュ」。
「クラッシュ」っていうタイトルの映画は今までにも沢山ありましたね。沢山といっても、ハッキリとは思い出せないので、アマゾンで検索してみました。
まずは、デビッド・クローネンバーグ監督のクラッシュです。要はクラッシュフェチ映画ですね。クラッシュした車の隣で男女が愛し合う…そういう、それが全てを物語っていた映画でした。
次にレーサー太田哲也さんの実体験に基づく、文字通りのクラッシュ事故の物語。あとは、クラッシュ〜狙われた女たち〜というサブタイトル付きの映画などなど…というくらいでした。
そんな衝撃的な過去の同名映画が存在するにも関わらず、堂々と同名の映画を製作する姿勢。まさか、今僕が教えてあげたことによって「まじで?」っていうような監督ではないと思いますので、それは相当の自信の現われでもあるような気がするのです。本作品によって、過去の「クラッシュ」作品を全部クラッシュしまうような、そんなスケールの映画ではないかと期待しているわけです。
そんなゴチャゴチャ理由をつけてはいますが、本当は「本当の人間ドラマ」が観たい!のです。というのも、この映画の監督は、ミリオンダラー・ベイビーの製作・脚本を経験したポール・ハギスという人です。正直に言うとこの名前自体は知らなかったし、ミリオンダラー・ベイビーも反則ギリギリで泣かせにかかるというものでしたが、今回もそんな人間ドラマで泣きたい!です。
この映画に興味を持った方は、こちらの
クラッシュ公式ホームページ
で、ちゃんとした紹介を読んでみて下さい。2006年2月11日よりシャンテシネ他にて全国順次公開の予定になってます。
そして、映画の一コマは次のような感じ。
泣きながら抱き合う二人。本当に人間ドラマという感じです。
そして、また抱き合う二人。
抱き合ってない三人。
ストーリーはどんなことになってるのかは、まだ分かりません。
今回は、この映画本当に観に行きます。
いや、今回はじゃなくて今回もですけど。
2006-01-21(Sat) 18:34
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