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  • ■アヒルと鴨のコインロッカー / 伊坂幸太郎 - No37 at 2005年07月31日  (Sun)  22:00:00  [本]
    「一緒に本屋を襲わないか」 引っ越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年から強盗計画を持ち掛けられた僕。標的は…たった一冊の広辞苑!? 清冽なミステリ。(MARCデータベースより)発売日:2003/11/20壁唐おすすめ度:★★★★(4)Q.世の中は滅茶苦茶。そうだろう?A.正解。これはかなり失礼な言い方かもしれないですが、意外にちゃんとミステリーになってました。そして同時に、ミステリーの場合、書評は難しいっていうこと。感動を...
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  • ■ZOO / 乙一 - No29 at 2005年07月24日  (Sun)  22:00:00  [本]
    毎日届く恋人の腐乱死体の写真。彼女を殺したのは誰か? 「犯人探し」に奔走する男を描く表題作など、書き下ろし新作を含む10編を収録した短編集。(MARCデータベースより)発売日:2003/06壁唐おすすめ度:★★★★★(5)これはおすすめというか、僕がかなり好きな本です。乙さん(もしくは一さん)の小説は前からかなり気になっていたんですがなかなか機会が無く、やっと貸本屋で借りて読むことができました。まあ、一番気になっていたのは...
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  • ■スチームボーイ / 大友克洋 - No28 at 2005年07月17日  (Sun)  22:00:00  [映画]
    19世紀のイギリスを舞台に、空前絶後のエネルギーを持つ驚異の発明“スチームボール”を祖父から託された発明好きな少年の冒険を描く。(Oriconデータベースより) 発売日:2005/04/14壁唐おすすめ度:★★☆(2.5)大友克洋監督のスチームボーイは映画館で観ました。とにかくスチームボーイが持っているスチームボールが何なのかっていうことですが、あれはスチームつまり大量の蒸気をスゴイ圧力で一生懸命小さいボールの中に詰め込んだも...
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  • ■神に選ばれし無敵の男 / ティム・ロス - No27 at 2005年07月10日  (Sun)  22:00:00  [映画]
    1932年、ナチスが台頭し始めたドイツ、ベルリンを舞台に、千里眼の男ハヌッセンと、ユダヤ人青年ジシェの運命を描いた作品。(Oricon GEデータベースより)発売日:2004/04/23壁唐おすすめ度:★★★(3)まあ僕なんですけど。僕といえば神、神といえば僕です。まあ、外人に喋りかけられることで、脈拍が100くらい上がるノミ心臓の神(僕)の話は置いておいて、映画の話です。この映画はヒトラーによるユダヤ人の悲惨な歴史が始まる直前に...
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  • ■煙か土か食い物 / 舞城王太郎 - No22 at 2005年07月03日  (Sun)  22:00:00  [本]
    これが噂のMaijoだ小説界を席巻する「圧倒的文圧」を体感せよ!破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。(出版社紹介より)発売日:2004/12壁唐おすすめ度:★★★★(4)黄金のマスク被せられるか東京国際フォーラムとかで大公開。もしくはベットに寝かされたまま、生き返る呪文とか唱えられてたり、市役所には、まだ生きてますって報告しておいて年金をかすめ取られたりです。Mai...
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■アヒルと鴨のコインロッカー / 伊坂幸太郎
[20050731]

「一緒に本屋を襲わないか」 引っ越してきた途端、悪魔めいた長身の美青年から強盗計画を持ち掛けられた僕。標的は…たった一冊の広辞苑!? 清冽なミステリ。
(MARCデータベースより)
発売日:2003/11/20


壁唐おすすめ度:★★★★(4)

Q.世の中は滅茶苦茶。そうだろう?
A.正解。

これはかなり失礼な言い方かもしれないですが、意外にちゃんとミステリーになってました。そして同時に、ミステリーの場合、書評は難しいっていうこと。

感動を伝えたいとか、褒め称えたいところっていうのは、決して話の概要を示す最初の導入部分とかじゃない訳です。 幾つかの話、時間の流れが絡み合った後、それらがキレイにほどけていくと同時に、驚きと感動と…っていうところ。そこがスゴイんです。

伊坂作品は、どうも100%信じ切れないところがありました。というのは、どうも会話の端々に入ってくる小さいギャグセンスとか、それに対するフォローとかが気に入らなかったり、登場人物が話す内容が僕らの世代に近いような気がして、青臭さが見えてしまったりするわけです。そして、全体的な楽観的さ。

でもなんだかんだ言っても、これまでに「ラッシュライフ」「グラスホッパー」「チルドレン」は読んじゃいました。ついでに言えば、「オーデュポンの祈り」と「重力ピエロ」、「陽気なギャング…」は途中まで読みました。言い訳するなら、僕が一気に読みきれるのは星新一の超短編くらいしかないので、これらはこれから読みますけど。あ、そうそう最近出た「エソラ」という本の中に入っていた「魔王」も読みました。
って、スゴイファンじゃん、僕。

こうして読んでみると、深く考えさせられるわけじゃないけど、ストーリーとその瞬間の面白さがいいですよ。今回も読み進めていくと、最後にドカンと来るナニカが潜んでいるのは分かってるんです。それが気になる。今までは、そこに辿りつく前に挫けることが多かったです。パズル的な構成とかは他の作品でもありましたが、今回は、なんか飽きなかったですね。なんか、ですけど。

そして、僕の中では伊坂作品の中で一番よかった。

読者を惹きつける、凄惨なシーンとか人の外見に対する考え、女性に対する考え、微妙に含まれるギャグ要素に笑わなかったり、死さえも楽観的な感じとかゴチャゴチャしててよかったです。意味があるようで、そんなに意味が無い感じ。
タイトルも「クレナイオオイカリナマコとヒダアシオオナマコのダンボール箱」でも意味は通ったと思うんですよね。

例えるなら、複数の話と時間がゴチャゴチャに、うまーくM男に絡まってきて「あぁ…いい」と思ってきたら、ラストに「バシーン」とムチが振り下ろされて、え!と思いながらも、スッとする快感。そして、垂らされるろうそくの熱い痛みのような哀しさが最後に漂ってきて。ありがとう。1500円でも高く無かったよって言う感じ。
例えがおかしくて、申し訳ありませんが。

ラストのストーリーは言いたいけど言えない…言いたいなぁ。
このミステリーがすごい2004年の第一位の作品と似てます。

って、こんな書評を書いている僕は、実は全裸でキーボードを叩いています。そんな僕でも、寄り添ってくれる人が居て。でも、生ケツで椅子に座っていることについては叱ってくれる妻が居て。妻が居なくなったら僕は悲しいと思う…

よく分からないですけど、そんな感じです。
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2005-07-31(Sun) 22:00 | TB(0) | コメント(1) | 編集 |

■ZOO / 乙一
[20050724]

毎日届く恋人の腐乱死体の写真。彼女を殺したのは誰か? 「犯人探し」に奔走する男を描く表題作など、書き下ろし新作を含む10編を収録した短編集。
(MARCデータベースより)
発売日:2003/06


壁唐おすすめ度:★★★★★(5)

これはおすすめというか、僕がかなり好きな本です。

乙さん(もしくは一さん)の小説は前からかなり気になっていたんですがなかなか機会が無く、やっと貸本屋で借りて読むことができました。
まあ、一番気になっていたのは乙という名前だったんですけど。
「おつ」と読むのか「きのと」と読むのか「ゼータ」と読むのかとても気になってました。

内容ですが、とても良かったですね。だいたい、長編小説っていうのも幾つかのコアになるネタを、丁度いい具合に本になるような長さに引き伸ばしているわけで、乙一の作品はそのエッセンス部分だけを取り出して、ムフギュ~って圧縮して短編にしている感じでとても良かったです。

ただ、ゆったりとした情景とか人の心とかをゆっくりと読ませるわけではなく、いきなりその設定や世界に度肝を抜かれる感じで…要はアイデア勝負っていうやつですね。そういうの好きです。

中でも、死体で家を建てる話は凄かったです。人の体を家の壁に使ってしまうんですよ。これはこれで凄く怖いんですが、さらに怖さを高めるには、テレビとかパソコンとか電子レンジも人で作っちゃったりするといいですよ。テレビの中にタモリとかみのもんたとか入れて、パソコンとかには先輩のNさんを入れて、電子レンジには松岡修造とか入れときゃいいんじゃないかなあと思います。
2005-07-24(Sun) 22:00 | TB(0) | コメント(0) | 編集 |

■スチームボーイ / 大友克洋
[20050717]

19世紀のイギリスを舞台に、空前絶後のエネルギーを持つ驚異の発明“スチームボール”を祖父から託された発明好きな少年の冒険を描く。(Oriconデータベースより)
発売日:2005/04/14


壁唐おすすめ度:★★☆(2.5)

大友克洋監督のスチームボーイは映画館で観ました。
とにかくスチームボーイが持っているスチームボールが何なのかっていうことですが、あれはスチームつまり大量の蒸気をスゴイ圧力で一生懸命小さいボールの中に詰め込んだものです。一生懸命、
「うううううぅーーーーうがぁーーーー!!!」
っていう感じで詰め込んだものです。そして、スチームボーイはその詰め込んだ蒸気を利用し、いわゆるオナラの原理で自由自在に空を飛び回るわけです。

そうそう、ついでに言うと六本木ヒルズのスチームボーイ19世紀ロンドン展も見てきました。で、この映画は結果的にどうだったかと言うと、「作ってる側は、そりゃ楽しいんだろうなあ」ということです。

19世紀のロンドンの風景やコンピュータではないロボット達を組み立てる感覚。つまりは、小さい頃にプラモデルやジオラマを作った感覚です。そんな製作者側のあふれ出る楽しさを、少しだけ観客も感じられる…そんな映画でした。
2005-07-17(Sun) 22:00 映画 | TB(0) | コメント(0) | 編集 |

■神に選ばれし無敵の男 / ティム・ロス
[20050710]

1932年、ナチスが台頭し始めたドイツ、ベルリンを舞台に、千里眼の男ハヌッセンと、ユダヤ人青年ジシェの運命を描いた作品。
(Oricon GEデータベースより)
発売日:2004/04/23


壁唐おすすめ度:★★★(3)

まあ僕なんですけど。
僕といえば神、神といえば僕です。まあ、外人に喋りかけられることで、脈拍が100くらい上がるノミ心臓の神(僕)の話は置いておいて、映画の話です。

この映画はヒトラーによるユダヤ人の悲惨な歴史が始まる直前に起こった、実際の話らしいです。実際の話なので(多少の脚色はあるにしても)、2時間という映画の枠を意識したような起伏のある展開にはなってないような気がしますね。

千里眼の能力を持つティム・ロスが「何がでるかな~何がでるかな~」っていう感じでサイコロを振ったりしながら超能力という名の詐欺を働いていくことから悲劇は起こっていきます。

見世物として、力持ちの男が刀を曲げたり樽を破壊したりするのですが、そこでカチャカチャとコマが切り替わったり、スローになったりは絶対にしません。
後半、ある人物が殺されたりするのですが、弾丸がスローで飛び出て、弾丸目線で進んで行き、そしてその弾を避けたり…とかはしません。現実ベースの話ですから。

この映画では、予知することが一つ大きな要素ですが、主人公が変な夢を見始める場面がカニだらけなんですよ。岩場がカニだらけになってます。それが凄く印象的でした。カニカニカーニバルという感じでした。

そして、淡々と事実が語られていきます。それが、その淡々さが現実の怖さを感じさせてくれる映画です。
2005-07-10(Sun) 22:00 映画 | TB(0) | コメント(0) | 編集 |

■煙か土か食い物 / 舞城王太郎
[20050703]

これが噂のMaijoだ
小説界を席巻する「圧倒的文圧」を体感せよ!破格の物語世界とスピード感あふれる文体で著者が衝撃デビューを飾った第19回メフィスト賞受賞作。(出版社紹介より)

発売日:2004/12


壁唐おすすめ度:★★★★(4)

黄金のマスク被せられるか東京国際フォーラムとかで大公開。
もしくはベットに寝かされたまま、生き返る呪文とか唱えられてたり、市役所には、まだ生きてますって報告しておいて年金をかすめ取られたりです。

Maijoの「煙か土か食い物」読みました。噂のKabekaraが読みました。
何だこれは!そして、なるほどこの作品が評価される世の中か…です。
あと、面白かった。

書いているテーマとか内容だけに焦点を当てると、いわゆる「中学生の妄想」に近いんです。例えば、親を嫌ったり、自分が思った方向へ突っ走って、自分は天才だと思いながら、アドレナリンの出るままに暴力を振るう…ような。

でも、その要素全てに関してゲージを超えているんですよ。僕ゲージを超えて極端です。

完全に下らないと思ってしまうくらい強引な暗号・パズル。それを意味無く盛り込んでしまう暴力的な構成。そして、本当の暴力、極端に強い方言、お得意のジョジョ風セリフ。ドライブ感というもの。

「バカバカしいぞおおおおおおおおおおおぉ!」

です。この上記のセリフに惹かれる人は読めばいいと思います。
それにプラスされる、文学的な一文とか家族愛。

そこに発生する落差が変な感覚を与えてくれます。
暴力的に突っ走った後に、もっともらしい文学的な表現を挟みながら安心させる。
簡単に言うと、ヤクザに学ぶビジネス戦闘術みたいなもんです。

そんな話がガチャガチャあって、ラストは安らかな気持ちになりました。
2005-07-03(Sun) 22:00 | TB(0) | コメント(0) | 編集 |

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